日本刀を飾るための刀台(居合道)

東京の大学で居合道をやっている倅が、試合の会場で日本刀を飾る(載せる)ための刀台のツノがプラスチック製で見栄えがよくないので、北海道の蝦夷鹿のツノでできないのか??

なんて事を言ってきたので、適当なツノを探しておくよ!!と安請け合いしたことから始まった、師匠による手間とコストを惜しまない本物の材料で作成されていく物語です。

第一章 樹齢数百年の欅の無垢材から切り出す刀台の土台

第一章は、樹齢数百年を経過している、天然の欅の無垢材から日本刀を載せるための蝦夷鹿のツノを支える土台を切り出し成形です。仕上げとしてろうびきと言う蝋燭を使った、仕上げを職人さんが実施したものに、蝦夷鹿の頭蓋骨をネジで固定するために、蝦夷鹿の頭蓋骨の空洞をエポキシ樹脂で固めるのに、ものすごく手間をかけて作成したものの・・・

日本刀を飾るための刀台完成編

今度は出来上がったこの刀台を輸送する・・熊本から東京まで・・・為に専用の保管・輸送箱を作ろうとなり、またまた師匠をはじめとした周囲の人たちを全員巻き込んで・・・笑

日本刀を飾る刀台の製作 保管・輸送箱の製作編

ここまできたら、箱はしっかりと仕上げないと!!との事で、職人による塗装前のパテ埋めを現在進行中・・

ビスや、タッカーの跡や、構造用コンパネの凹凸を綺麗にパテで埋めていきます