タイトルにもあるが、おやぢエンジニアが、ときどきマタギとなりもうすでに10年近く経ったわけだけど、普通に考えたら私のような、都会で生活し、世の中の最先端と言われるITの世界でバリバリのインフラエンジニアとして仕事をし、都会の高層マンションから勝ち誇ったように、風呂上りにシルクのガウンを身に纏い、街のネオンを見下ろしながら、ワイングラスを傾け、世界の経済の指標となる、ダウや日経平均株価などをCNNのニュースを80Vの8K高精細のテレビで気にしているというエリートの日常から、地方の田舎の奥深い山奥でのイノシシや、シカなどという野生動物を狩猟の対象として鉄砲を担ぎ、山野を駆け巡るなどという全く異なる世界から物語はスタートするのである。(一部高貴な表現はフィクションです・・(笑)
何やら、右曲がりのダンディーの世界と、汗と泥に紛れた世界の交錯が楽しい
普通に考えたら、このような両極端な生活は存在しないのが普通であり、想像する事もできないのが普通なんですけどねぇ〜〜笑
おやぢエンジニアが、狩猟の世界に足を踏み入れた顛末について皆様にご紹介したいと思う。
およそ、20年ほど前に狩猟を趣味としている、とあるクライアント会社の社長から・・
おやぢ君。。私と一緒に猟に行かないか・・・と誘われたのがきっかけ・・・
おやぢ「社長・・猟って?なんですか??」
社長 「ん。鳥やイノシシなどの野生動物を鉄砲で獲りにいくことよ・・・楽しいよ!!」
おやぢ 「えっ!!鉄砲で鳥やイノシシ・・を殺すんですか・・・」
社長 「人聞き悪いね君!! 狩猟と言って、ジビエを楽しむ事だよ!!」
と・・言うわずか数十秒の会話のやり取りから、都会的な生活を満喫していたおやぢエンジニアが、田舎での狩猟の生活を始めるきっかけなんです。
狩猟といえば、「はじめ人間ギャートルズ」の世界に遡るわけだが、人間が生きていく上において、必要不可欠な食料という必需品を野生動物から獲得するというのが起源であり、今ではわざわざ山野を駆け巡り、野生動物を狩らなくても、必要な食料はコンビニを始め、どこでも入手できるのが普通であるのは皆さんご理解いただけると思います。
「狩猟」という言葉を聞くと、野蛮な!とか、野生動物を殺して可哀想とか言う声がちらほらと聞こえてきますが、胸に手をあててよぉ〜く考えてください。
昨日は、彼女の誕生日だったから青山の有名フランス料理店で、美味しいラム肉や鴨だったとか、今日は給料日だったので、松坂牛の溶けるような霜降りステーキだ!とか、普段回転寿司ばかりなので、たまには奮発して、ザギンの有名シースー店でとろけるような、大トロだ!とか・・・
「ちよっと・・待て!! その舌鼓をうつお肉や魚は、どうしたんだい!!」
生産者の方々が育ててきた、牛や、豚、養鶏などの成果が、どこかでと殺され、スーパーなどで綺麗な奥様方の手にとられるように、パック加工され、今日の牛肉は高いなぁ〜とか、おっ!この豚肉は安いね!!今日はしゃぶしゃぶだね!と言った、食生活につながっていると言うことを忘れてはイケマセン!!
なので、野蛮呼ばわりや、可哀想と言われる方々においては、こうした美味しいお肉や料理には興味がない、ベジタリアンの方々なんでしょうね!きっと・・笑
いささか本題から脱線してしまいましたが、エリートおやぢエンジニアが狩猟という世界へ足を踏み入れるきっかとなったところから、物語はスタートします。
次回は、クライアントの社長から狩猟の世界へ誘われた顛末からのおやぢエンジニアがとった道程について書き下ろしていきますね〜 狩猟の世界へようこそ その2へと続く